子どもたちが元気に体を動かすスポーツ施設では、ホコリや汗のにおいが気になりやすくなります。ここでは、室内プールや体育館、ダンス教室などのスポーツ施設で業務用空気清浄機を導入する際のポイントについてご紹介します。
子どもたちが元気に体を動かすスポーツ施設では、ホコリや汗のにおいが気になりやすくなります。だからこそ、空気を清潔に保つ工夫が欠かせません。
また、換気が不十分な施設も多く、二酸化炭素濃度の上昇やアレルゲンの滞留が課題となるケースも多いです。ここでは、室内プールや体育館、ダンス教室などのスポーツ施設に業務用空気清浄機を導入する際のポイントを紹介します。
スポーツ施設では、子どもたちが走ったりジャンプしたりすることで、床やマットにたまったホコリやアレルゲンが舞い上がりやすくなります。
特に注意したいのが、花粉・PM2.5・ダニの死骸やフンといったアレルゲンです。これらの微粒子は空気中に漂い、くしゃみ・鼻水・目のかゆみ・喘息などの症状を引き起こす原因になることがあります。
さらに、スポーツ教室などでは多くの子どもが一か所に集まり、呼吸も活発になるため、ウィルスや細菌の飛散リスクも高まります。咳やくしゃみの飛沫は約2μm前後、ウィルスは0.1μm前後の大きさとされており、目に見えないレベルで空気中に広がります。
こうしたリスクに対応するには、0.1μmレベルの微粒子までしっかり除去できる高性能フィルターを搭載した空気清浄機を選ぶことが大切です。HEPAフィルターなどの微細粒子対応モデルであれば、花粉やハウスダストはもちろん、ウィルスやアレルゲンも効率よく除去できます。
スポーツ施設では、子どもたちが走ったりジャンプしたりと活発に動き回るため、空気清浄機の設置には安全性と使いやすさの両立が求められます。
床置き型は、設置や移動が簡単で、スペースや使用状況に応じて柔軟に配置を変えられるのがメリットです。
特に、花粉やホコリなどの比較的大きな粒子は床から30cm以下の低い位置に溜まりやすいため、低い位置から吸引できる床置き型は効率よく空気を清浄できます。
ただし、子どもがつまずいたり、ぶつかったりしないよう、動線や安全性を考慮した設置場所の選定が重要です。
壁掛け型は、床に置くスペースが確保しにくい場合や、安全性を重視したい施設に適しています。子どもの手が届かず、邪魔にならない高さに設置できるため、安心して使用できます。
施設の新築や改装時には、天井カセット型(天井埋込型)の導入も検討できます。目立たず、空間を広く使えるうえに、均一に空気を循環させることが可能です。
また、スポーツ施設によっては、ストレッチやダンスレッスンなど静かな環境が求められる場合もあります。そうした場面では、運転音が大きすぎると子どもたちの集中を妨げるおそれがあるため、静音性も事前にチェックしておくと安心です。
体育館や室内プールなどの広い空間では、一般的な空気清浄機では対応しきれません。そのため、適用床面積が広く、吸引力や送風能力に優れた業務用モデルを選ぶことがポイントです。
広い空間で使用する場合は、複数台を設置し、空気の流れをコントロールすることで、効率よく清浄された空気を循環させることが可能です。施設の広さや構造に合わせて、最適な機種と設置台数を検討しましょう。
スポーツ施設では、運動によってホコリや汗のにおいがこもりやすく、空気清浄機のフィルターも汚れやすくなります。そのため、定期的なフィルターの清掃や交換が欠かせません。
お手入れの手間を減らしたい場合は、目詰まりしにくく、長期間使える長寿命タイプのフィルターがおすすめです。交換や清掃の頻度が少なく済むため、日々の管理負担を軽減できます。また、水洗いできるフィルターであれば、簡単に掃除ができ、繰り返し使えるためランニングコストの削減にもつながります。
なかには、フィルターの交換や洗浄を業者に委託できるメンテナンスサービスもあります。こういったサービスを利用すれば、管理の手間が不要になり、スタッフの負担を抑えることが可能です。施設の運用体制に合わせて検討してみると良いでしょう。

埼玉県鴻巣市にある鴻巣市立総合体育館では、空気環境の整備を目的に空気清浄機を導入されました。
窓や換気扇がない卓球場にはX5sを2台設置。空気がこもりやすい場所での活用ということもあり、清浄機による空気の循環が期待されています。
また、利用者の出入りが多いトレーニング室には、広い空間に対応できるX8Proを導入。汗をかく場面が多いため、においの軽減にもつながることを見込んで設置されたとのことです。

全国展開するスポーツクラブにて、ウィルス感染予防の取り組みの一環として、ダイキンの空気清浄機「光クリエール」を導入しました。
導入のきっかけは、ウィルス対策について相談した医師からのアドバイス。診療所でも実際に使用されていること、医師会でも推奨されていることを知り、すべての拠点への導入を決められたそうです。
現在は、更衣室やフロント、事務室、プール観覧席、エアロビクス教室などに設置。来館者からは「ここまでしてくれるんだ」といった声もあり、安心感を与える存在になっているとのことです。

全国にフィットネスクラブやスポーツスクールを展開する施設では、より安心して利用してもらえる施設をめざし、『うるおい光クリエール』を全15拠点に計36台導入されました。
導入のきっかけとなったのは、2009年の新型ウィルスの流行。当時、スクールの入会者数が減少するなどの影響を受け、ウィルス対策の必要性を強く感じていたといいます。
まずは、男児・女児ロッカー、託児所、保護者が見学できるギャラリーに設置。「お子様の安心を最優先することで、保護者の方にもより安心していただける」という考えから、設置場所を選定したそうです。
導入後は、託児所にお子さんを送迎される保護者からの反応が良く、またスタッフの保育士の方々も高評価。のどの不快感や肌の乾燥が軽減されただけでなく、昼食時の食べ物のにおいも気にならなくなったとの声も上がっているそうです。

滋賀県大津市にあるスポーツクラブでは、プラズマクラスター空気清浄機を館内の複数箇所に導入しています。
以前から、靴箱コーナーや子ども専用更衣室、通路部分などのにおいやホコリが気になるという声があり、「空気がキレイなスポーツクラブ」としての評価向上を目指して、脱臭・空気浄化に効果のある機器の導入を決めたそうです。
導入後は、靴箱コーナーや更衣室周辺のにおいが大幅に軽減。着替え時に舞い上がるホコリも減り、施設全体の空気がより快適に保たれるようになったとのことです。

三重県にあるナガシマスパーランドでは、プール施設内の空気環境改善を目的に、オーニットのオゾン除菌消臭器「剛腕 GWD-1000」を導入しました。
設置場所は、においがこもりやすいプール更衣室やシャワー室。湿気や汗、水まわり特有のにおいが気になる空間での対策として、2012年7月に計7台の導入を行っています。
室内プールや体育館、ダンス教室などのスポーツ施設では、子どもたちの活動によってホコリやアレルゲンが空気中に舞いやすく、空気環境の維持が重要な課題となります。特に、呼吸が激しくなる運動中は、空気中の汚れを体内に取り込みやすくなるため、高性能な空気清浄機の導入が効果的です。
空間の広さや設置環境に合わせて、微粒子までしっかり除去できるフィルター性能や、安全性・静音性・メンテナンス性といった点にも注目すると、より快適な環境になるでしょう。
トップページでは、数あるメーカーから販売されている業務用空気清浄機を、その特徴などから業界別に分けて紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
業務用空気清浄機は製品ごとに特徴や性能の違いがあるため、解決したい問題に合わせて選ぶことが重要です。ここでは「健康管理対策」「油・ニオイ対策」「ホコリ対策」という3つの目的に分けておすすめの製品を紹介しています。