犬や猫、うさぎ、モルモットなど様々な動物がペットとして人と一緒に暮らしています。ここでは、動物病院をはじめとする、動物病院における業務用空気清浄機の導入について紹介しています。
動物病院では、待合室・診察室・入院室など、エリアごとに「におい」「抜け毛・フケ」「ウィルス・細菌」など空気環境の課題が異なります。
「どの場所で、どのようなお悩みを解決したいか」を整理したうえで、それぞれのスペースに合った業務用空気清浄機を選ぶことで、飼い主さま・動物・スタッフの安心につながります。
犬や猫など、さまざまな動物と飼い主さまが一度に集まる待合室では、動物特有のにおい・抜け毛・フケに加え、ウィルス・細菌対策も重要です。
人と動物の出入りが多く、ドアの開閉も頻繁なため、適用床面積に余裕があり、空気をしっかり循環させられる業務用空気清浄機を選ぶと安心です。ペットの毛やフケを効率的にキャッチできるプレフィルターや、においを抑える脱臭機能にも注目しましょう。
また、待合室は病院の「顔」となる場所です。「空気環境に配慮していることがひと目でわかる設置」を意識することで、初めて来院される飼い主さまにも清潔感と安心感を伝えることができます。
診察室・処置室は、動物と獣医師・スタッフが近い距離で向き合う空間です。鳴き声やストレスで呼吸が荒くなることも多く、飛沫やエアロゾルの対策が重要になります。
スペースが限られているため、床を圧迫しないコンパクトなタイプや壁掛け型・天井設置型の業務用空気清浄機が便利です。処置台の周りの空気を素早く吸い込めるよう、吸込口・吹出口の向きや設置位置も考慮して選びます。
さらに、診察中は静かな環境が求められることから、運転音が小さく、動物が驚きにくい静音モードを備えた機種がおすすめです。消毒薬や薬剤のにおいがこもりやすい場合は、脱臭機能も併せてチェックすると良いでしょう。
入院室やペットホテルは、動物が長時間過ごすスペースです。排せつ物やフードのにおい、抜け毛・フケなどが蓄積しやすく、24時間を通して快適な空気環境を保つことが求められます。
犬舎・猫舎が並ぶエリアでは、におい対策として強力な脱臭機能と、毛やほこりをしっかり捕集できるフィルター性能が重要です。つけっぱなしで使用することを想定し、省エネ性と耐久性に優れた業務用空気清浄機を選ぶと、ランニングコストの面でも安心です。
ケージの高さや配置によって空気の流れが偏りやすいため、気流の方向を確認しながら、動物に直接風が当たりすぎない位置に設置することもポイントです。夜間も稼働させる場合は、静音性や照明の明るさに配慮した機種を選ぶと、動物が落ち着いて過ごしやすい環境づくりにつながります。
動物病院やペット可の施設などでは、アレルギー物質であるペットの毛やニオイなどへの対策が必要です。
また、動物は人よりも嗅覚に優れているので、ニオイに関する注意も必要です。動物病院の空気管理に必要な機能や性能をしっかりと確認してから導入するようにしましょう。
動物がいる施設では、動物そのものの体臭と排泄物のニオイ、抜け毛などで空気が汚れてしまいがちです。空気清浄機は床に落ちた抜け毛を処理することはできませんが、ある程度のアレルゲンやニオイの対策にはなります。特にペットアレルギーの原因になるフケなどの小さな粒子を除去できる空気清浄機がおすすめです。
施設内にいる動物に配慮したタイプを選ぶ必要があります。床置きや壁掛けでは、触れて事故の原因になる可能性があります。触れないようにガードするにしても、空気清浄機の働きを邪魔しない工夫が必要になってきます。
そうしたことからも届きにくい天井カセット型がおすすめですが、鳥などの飛ぶ動物がいる場所では注意が必要です。
動物関連施設では、動物が出入りしない部屋にも設置しておくと安心感を持てます。動物から発生した粒子が空気中を浮遊し、動物がいない部屋にも流れ込んでいくからです。動物がいる部屋と同じ性能を考えて選ぶと良いでしょう。
また、空気清浄機だけでは動物のニオイに対処できない場合は、脱臭機も一緒に使うとより効果的です。
季節の移り変わりで空気中の抜け毛の量が増えるので、フィルターの清掃も普段よりこまめにする必要があります。
また、加湿機能付き空気清浄機では集じん・脱臭フィルターに加えて加湿フィルターの清掃も必要となりますので、手間を省くなら加湿機能がない空気清浄機が良いです。

ラーク動物病院では新設にあたり院内環境をより良くする目的で三協エアテックのオゾン脱臭・除菌装置を導入し、待合室や処置室、手術室、入院室などに配置してにおいが発生しやすい場所を重点的にケア、24時間の自動運転で清潔な空間を維持できる点や定期メンテナンスが少なく長く安心して使える点が評価され、来院者からは「においがしない」との声やスタッフの衣類へのにおい移りが気にならなくなったとの実感が寄せられています。

東京都港区の犬の病院・トリミング施設「Murphy House AZABU」では、店内のニオイ対策と職場環境の改善、来店客への清潔感アピールを目的にエアフィーノ/VS-50Sを1台導入。トリミング後などニオイが気になる場面で手軽に移動・運転でき、24時間の見守り運転や簡単メンテナンスにより、安心して長く使える点が評価されています。

東京都世田谷区のクローバー動物病院では、来院者が安心できる清潔な空間を目指し、次亜塩素酸の気化洗浄で除菌・脱臭するパナソニック「ジアイーノ」を導入。動物特有のニオイ低減に加え、簡単な給水・交換で日常運用しやすい点や、院内の衛生イメージ向上に寄与した点が評価されています。

東京都世田谷区のアニマルクリニックピュアでは、院内の衛生管理とにおい対策の強化に向けて次亜塩素酸の気化洗浄で除菌・脱臭するパナソニック「ジアイーノ」を導入。導入後は脱臭のために行っていた換気の回数が大幅に減り、季節を問わず快適な待合環境を維持できるようになりました。給水タンクの扱いも簡単で日常運用しやすく、清潔感のある院内づくりに貢献しています。
動物関連施設では、ウィルスやハウスダストよりも、動物の体臭や排泄物のニオイ、抜け毛などによる空気汚染対策が重要となります。特に空気中に舞う抜け毛はフィルターを詰まらせる原因にもなるのでこまめなお手入れが必要です。
トップページでは、数あるメーカーから販売されている業務用空気清浄機を、その特徴などから業界別に分けて紹介しています。
業務用空気清浄機は製品ごとに特徴や性能の違いがあるため、解決したい問題に合わせて選ぶことが重要です。ここでは「健康管理対策」「油・ニオイ対策」「ホコリ対策」という3つの目的に分けておすすめの製品を紹介しています。