業務用空気清浄機おすすめ比較3選-空快biz- » 業務用空気清浄機の業界別導入事例 » 避難所への業務用空気清浄機の導入事例

避難所への業務用空気清浄機の導入事例

目次

地震や台風などの災害が発生すると、多くの人が体育館や公民館などの避難所で共同生活を送ることになります。その際に問題となるのが、感染症の拡大や臭い、換気不足などによる空気環境の悪化です。とくに冬場や梅雨時は換気が難しく、湿度や温度の管理まで手が回らないケースも少なくありません。

過去の災害でも、避難生活が長期化するにつれてインフルエンザやノロウイルスなどの感染症、呼吸器疾患、さらには災害関連死が発生する事例が報告されています。また、断水やゴミ処理の滞りによる悪臭や衛生環境の悪化も、避難者にとって大きなストレスになります。

そこでおすすめしたいのが、空気清浄機の導入です。ここでは、避難所で業務用空気清浄機を導入する際のポイントを紹介します。

避難所に業務用空気清浄機を導入する際のポイント

避難所は、不特定多数の人が一緒に生活する空間です。高齢者や乳幼児、持病のある方など、免疫力の低下した人も多く集まるため、空気の清浄度を保つことは健康を守るうえで非常に重要です。

ここでは、避難所に業務用空気清浄機を導入する際に確認しておきたいポイントを紹介します。

除去できる粒子の大きさ

多数の人が同じ空間で過ごす避難所では、咳やくしゃみによる飛沫(約2μm)やウイルス(約0.1μm)が空気中に漂いやすく、感染症の拡大リスクが高まります。とくに冬場や換気が難しい状況では、空気中にウイルスや細菌が滞留しやすくなります。また、掃除が行き届きにくい環境では、ほこり・カビ・PM2.5などの微粒子も発生し、呼吸器への負担となります。

そのため、HEPAフィルターなどの高性能フィルターを搭載した業務用空気清浄機を選ぶことが重要です。0.1μmレベルの微粒子まで除去できる機種であれば、感染リスクを抑えながら衛生的な空気環境を保つことができます。

さらに、除菌機能や脱臭フィルターを備えたタイプなら、ウイルス対策と臭い対策を同時に行うことが可能です。

設置タイプ

避難所には、工事不要で電源さえあればすぐに稼働できる床置き型の業務用空気清浄機がおすすめです。床置き型はキャスター付きのモデルが多く、人の動線や仕切りの配置に合わせて柔軟に移動できます。ただし、避難所内には高齢者や子どもも多く滞在するため、転倒や接触事故を防ぐためにも、人の行き来を妨げない場所に設置することが大切です。

一方、天井埋め込み型や吊り下げ型は、見た目がすっきりして床まわりを広く使える反面、設置には電源配線を天井裏に通す必要があります。さらに、天井の構造によっては機器の重量に耐えるための補強工事が必要になるケースもあり、設置工事の手間やコストがかかりやすい点が大きなネックです。

壁掛け型は省スペースで邪魔になりにくい点が魅力です。ただし、設置場所が壁際に限られるため、空気の循環が偏りやすいという弱点があります。とくに避難所のように仕切りや寝具などが多く置かれる環境では、空気が一部にこもりやすく、部屋全体を効率よく浄化するのが難しくなります。

避難所ではレイアウトの変更が頻繁に行われるため、移動しやすく、現場に合わせて使いやすい床置き型のほうが適しているといえるでしょう。

適用床面積

体育館やホールのような大空間では、1台の空気清浄機だけでは十分に対応できません。そのため、適用床面積が広く、風量や吸引力に優れた業務用モデルを選ぶことが大切です。

また、空気の流れが一方向に偏らないよう、複数台を分散して設置するのも効果的です。避難所の規模や構造を考慮し、必要な清浄能力と台数をあらかじめ想定しておきましょう。

夜間や寒冷期は、寒さを避けるために窓を閉め切ることが多く、十分な換気が難しくなります。こうした時間帯にも空気の質を保つためには、空気清浄機を継続して稼働させることが重要です。静音モードを備えたモデルであれば、就寝中でも音が気になりにくく、安心して運転を続けられます。

フィルター

避難所では、長期間の連続稼働を想定し、メンテナンスがしやすいモデルを選ぶことが大切です。フィルター交換が不要なタイプや、水洗いで繰り返し使用できるタイプを選べば、災害時の管理や交換作業の負担を大きく軽減できます。

また、避難所ではトイレや食事、生活臭などがこもりやすくなるため、脱臭フィルターを備えたモデルを選ぶと、より快適に過ごせます。空気清浄だけでなく、におい対策の観点からもフィルター性能を重視しておくと安心です。

避難所で空気清浄機を導入した事例

Airdog(エアドッグ・ジャパン)の導入事例

避難所で空気清浄機を導入した事例_Airdog(エアドッグ・ジャパン)
引用元:エアドッグ・ジャパン公式HP
(https://www.airdogjapan.co.jp/shop/t/t1007/?srsltid=AfmBOoqAC4mFBtQ3yRUko5mI-nk8enNSuJDQ_0V8Qqw-8X0qCer6Ex2e)

2024年9月、株式会社エアドッグジャパンは鳥取県と「災害時における避難所の空気環境改善に関する協定」を締結しました。この協定は、災害時の避難所で発生しやすい感染症や呼吸器疾患による災害関連死を防ぐことを目的としたもので、同社にとって全国初の自治体連携協定となります。

協定では、鳥取県内の避難所となる施設へ最大1,000台の高性能空気清浄機「Airdog」を無償提供。平時から学校や公民館などに設置し、災害時には迅速に稼働できるよう備える取り組みを進めています。
また、稼働前後のPM2.5やカビの濃度を測定し、空気清浄機の効果を科学的に検証する試みも行われています。

鳥取県の平井伸治知事は、「能登半島地震でも避難所での感染症が大きな課題となった。災害関連死は、災害そのものによる死亡件数を上回る現実がある。鳥取県としても避難所環境の整備を進め、平時から備えることが重要だと考えている」と述べ、「エアドッグジャパンの取り組みに賛同し、県としても協力していきたい」と語りました。

また、エアドッグジャパンの北村重光代表取締役は、「災害関連死の主な要因は肺炎などの呼吸器疾患であり、その多くは発災から1か月以内、感染症にいたっては1週間以内に発生する。だからこそ、発災後に対応するのではなく、平時から空気環境を整えておくことが重要だ」と強調しています。
さらに「避難所の現場を最も理解している自治体と連携し、実証実験を行うことで現実的で効果的な対策を導き出したい。空気環境を改善することで防げる命がある。今回の鳥取県での取り組みをモデルに、全国に発信していきたい」と語りました。

参照元:エアドッグ・ジャパン公式HP
(https://www.airdogjapan.co.jp/shop/t/t1007/)
参照元:鳥取県 地域県土警察常任委員会資料(令和7年9月12日)株式会社エアドッグジャパンとの災害時における避難所の空気環境改善に関する協定締結について
[PDF](https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1402601/32kiki_houkoku20250912r.pdf)

airgle社製 空気清浄機(エピオス)の導入事例

避難所で空気清浄機を導入した事例_airgle社製 空気清浄機(エピオス)
引用元:エピオス公式HP
(https://www.epios7.co.jp/post/2019年1月能登半島地震において珠洲市の避難所へ空気清浄機を寄付)

2024年2月、株式会社エピオスは能登半島地震の被災地・石川県珠洲市の避難所に、米国airgle社製の空気清浄機60台を寄付しました。この支援は国際開発救援財団(FIDR)を通じて実施され、現地の医療関係者や避難者から多くの感謝の声が寄せられました。

体育館で避難生活を送る方々からは「非常に静かで快適」「ホコリっぽさが軽減された」といった感想も。衛生環境の整備が難しい中でも、こうした企業の支援が住民の安心感や生活の質の向上につながっています。

空気消臭除菌装置MC-F型(マスクフジコー)の導入事例

避難所で空気清浄機を導入した事例_空気消臭除菌装置MC-F型(マスクフジコー)
引用元:マスクフジコー公式HP
(https://massc.jp/blog/news/20160610_kumomotoshi_donation.html)

2016年の熊本地震の際には、株式会社マスクフジコーから熊本市に「空気消臭除菌装置 MC-F型」50台が寄贈されました。被災者が集まる避難所での使用を想定したもので、空気環境の改善や臭いの軽減などに役立てられました。

被災直後の避難所では、断水や停電によって衛生環境が悪化しやすくなります。こうした状況下で空気清浄装置を導入することは、臭気対策や衛生維持に大きく貢献する取り組みといえるでしょう。

避難所への空気清浄機導入に関するまとめ

避難所では、多くの人が限られた空間で生活するため、感染症の拡大や換気不足、臭気の滞留といった空気環境の悪化が起こりやすくなります。とくに災害が長期化した場合、こうした環境の悪化が原因で体調を崩し、呼吸器疾患や災害関連死につながるおそれもあります。

業務用空気清浄機を導入することで、空気中のウイルスやほこり、カビなどを除去し、臭いの発生を抑えることが可能です。換気が難しい状況でも清浄な空気を保つことができるため、感染症対策と衛生環境の改善の両面で効果を発揮します。

また、平時から公共施設や学校などで活用し、非常時には避難所で即稼働できるよう備えておくことも、今後の災害対策として重要です。

トップページでは、数あるメーカーから販売されている業務用空気清浄機を、その特徴などから業界別に分けて紹介しています。導入を検討される際は、ぜひ参考にしてみてください。

目的別で選ぶ
業務用空気清浄機
おすすめ3選

業務用空気清浄機は製品ごとに特徴や性能の違いがあるため、解決したい問題に合わせて選ぶことが重要です。ここでは「健康管理対策」「油・ニオイ対策」「ホコリ対策」という3つの目的に分けておすすめの製品を紹介しています。

ウィルスの1/6サイズの
微細粒子まで除去
健康管理対策なら
Airdog
(エアドッグ・ジャパン)
特徴
  • 0.1㎛以下のウイルスまで除去できる性能(※1)でシリーズ累計12,000カ所以上の医療施設において導入(※2)されており、体調をくずしやすい子どもたちの健康維持に役立てられる
  • 水洗い可能で買い替えの必要がない集じんフィルターのため、フィルター交換の予算がかからない。導入後、学校施設経営のコスト負担を減らせる
設置場所の例
  • 登校時に混雑しがちな
    玄関口
  • 人の出入りが多い
    図書室
  • 全校の集会場にもなる
    体育館

エアドッグ・ジャパンの公式HPで
Airdogの特徴を
詳しく見る

Airdogの仕様について
電話で問い合わせる

焼肉店や中華料理店など
油・ニオイ対策なら
CoCoCLEAN
(FUJIOH)
特徴
  • 油に特化した独自のフィルターを搭載した飲食店のための空気清浄機。ニオイの原因となる油の粒子をキャッチし、脱臭フィルターで嫌な調理臭を店内に充満させない
  • 空気中の油分を除去することで、鉄板焼きや中華料理店でありがちな空気のベタ付きを抑え、お客様に快適な空間を提供できる
設置場所の例
  • 多くのお客様が過ごす
    ホール内
  • 調理臭などの原因となる
    調理場
  • 前のお客様のニオイが
    残りやすい個室

FUJIOHの公式HPで
CoCoCLEANの特徴を
詳しく見る

CoCoCLEANの
仕様について
電話で問い合わせる

製造工場など
オイルミスト・粉塵対策なら
工場用空気清浄機 HG511
(オーデン)
特徴
  • オイルミストの濃度が高い床面上3mの高さに複数の清浄機を設置し、工場全体に気流を発生させて、オイルミストやヒュームなどの粉塵を捕集。作業員に有害な粉塵を吸い込ませない。
  • 煙やチリ・粉塵に電気を帯びさせ集じんするニードル放電方式を採用。空気の流れを細かく分割し帯電させるため、集じん効果を高めることができる。
設置場所の例
  • 工場全体(天井吊り下げ)

オーデンの公式HPで
HG511の特徴を
詳しく見る

HG511の
仕様について
電話で問い合わせる

※1について
・X8 Proを用いた試験結果です。空気清浄能力についてX8D ProはX8 Proと同等となります。
・密閉された試験空間における結果であり、実使用空間における実証結果ではありません。使用環境、お部屋の条件により効果は異なります。
・【試験機関】National Air Cleaner & Gas detect Production Quality Supervision and Inspection Center【報告書番号】100005837【試験方法】30㎥の試験空間でAirdog稼働時の除去効率と自然減衰率を比較【試験対象】粒子状物質(14.6nm、51.4nm、101.8nm)【試験結果】0.0146μmの粒子を22分で99.9%以上除去
※2について
・2023年8月末時点シリーズ累計(エアドッグ・ジャパン調べ)
参照元:エアドッグ・ジャパン公式HP(https://airdogjapan.com/airdog-corporate-customers/facility/medical/)
業界の持つ悩みを解決に導く!
業務用空気清浄機3選